12月の金利
2010年11月と比較して、フラット35の2010年12月 平均金利は ↑ 0.249% ↑ 上がり、2.453%となっています。
2010年12月 フラット35 最高金利 3.000%
2010年12月 フラット35 最低金利 2.400%
2010年12月の平均金利は2.453%と先月の2.204%から約0.25%の大幅な上昇となりました。
これほど大幅な上昇は、最近のフラット35の金利推移からは珍しいくらい急激な動きとなっています。
又、最高金利、最低金利も同様に先月を基準に0.25%ずつあげています。
では、この大幅な上昇の要因は一体何なのか?長期的なものなのか?フラット35を取り巻く経済環境に何が起こったのかをここで一度整理してみたいと思います。
今月のフラット35の金利が大幅に上昇した背景には、自力で金融政策の舵が思うように切れない日本においては毎度のこととなりますが、米国の経済状況が非常に大きく関与しています。
そう、直接的な要因は米国の長期金利の上昇にありました。
それではこれほどまでに急激に長期金利が上昇する理由は?と言えば、先月2010年11月に実施されたFOMCにおいて、決定された追加緩和政策による米国債の追加購入がここに来て実施されない可能性が出て来たためです。
では一度決定した内容がどうして覆る可能性が出てきたのでしょうか?これも順番を追って見てみるのがわかり易いと思います。
11月のFOMCにおいて市場のコンセンサスとなった追加緩和政策ですが、実現されないとなれば市場の対応にも変化が出てきます。既に経済市場には大きな流れの変化が現れてきており、具体的には米国債の売却による他金融商品への資金流出です。
また、このタイミングで、欧州債務危機が各国に波及するとの懸念が和いだ(欧州よりは安全と見られていた米国債を保持する必要性が薄まった)ことも重なって米国債は強烈な売り一色の様相を呈しました。
